ソフトバンク・千賀がリーグトップタイの無傷3勝目「内容的には渋い感じだった」
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「ソフトバンク4-0ロッテ」(14日、ペイペイドーム)
ソフトバンクがエース・千賀の力投で4試合ぶりの勝利を飾った。
「内容的には渋い感じだった」と独特な表現で振り返った。初回は先頭の高部に安打を許し、4番・レアードには追い込みながら死球を与えて2死一、三塁とピンチを背負った。しかし、5番・佐藤を遊ゴロに仕留めてスコアボードに「0」を刻むと、直後の一回裏に味方打線が2点の援護をくれた。
これで気持ちが一つ切り替わった。「自分のやるべきことを整理できた」。微調整を続け、しり上がりに状態を上げた。三回までは毎回四死球を出したが、四回以降はゼロ。終わってみれば7回無失点の好結果だ。球数は94球にまとめた。中5日を考慮されて交代したが、被安打も3本のみに抑えた。
これで今季無傷の3勝目。勝ち星はオリックス・山本と並びリーグトップタイに立ち、防御率0.62は同3位。鷹のエースは存在感だけでなく結果でチームを引っ張っている。