巨人、逆転負けで首位陥落 エース菅野が甲子園で1421日振り黒星 坂本先制打も打線奮わず

7回、菅野を交代させる原監督(ベンチ左)=撮影・飯室逸平
6回、糸原の打球を失策する坂本(撮影・田中太一)
7回、青柳のバントをエラーする中田
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 「阪神4-1巨人」(15日、甲子園球場)

 巨人が逆転負けを喫して首位陥落となった。打線が青柳に苦戦。七回途中2失点の力投を見せたエース・菅野を援護できなかった。

 先発・菅野は6回1/3を6安打2失点も、2敗目。1点リードの五回2死二塁から佐藤輝に右翼席へ逆転の2ランを浴び、一発に泣いた。通算19試合で11勝2敗と、好相性を誇っていた甲子園で、この日も力投したが、報われなかった。菅野は2018年5月25日以来、1421日ぶりの甲子園での黒星となった。

 打線は初回2死三塁から坂本が右前適時打を放って先制したが、以降は沈黙。好機で併殺が続き、つながりが生まれなかった。体調不良による欠場が続いていた主砲・岡本和は、3戦ぶりベンチ入りメンバーに名を連ねたが、出場はなかった。

 岡本和の代わりに4番に入る坂本は3戦連続マルチ安打をマークしたが、守備では六回に糸原の飛球を落球。八回にも先頭・大山が放ったゴロをファンブルして2失策。直後にロハスが2ランを放って失点に直結し、守りで精彩を欠いた。

 今季初の敵地での伝統の一戦は悔しい敗戦となった。

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