6日ぶり試合の楽天が逆転勝ち 西川が値千金バースデー弾 ソフトバンクに代わって首位
「ソフトバンク5-6楽天」(16日、北九州市民球場)
10日以来、6日ぶりの試合となった楽天がシーソーゲームを制して、ソフトバンクと入れ替わって首位に立った。
4-5と1点ビハインドで迎えた九回、楽天・西川遥輝外野手(30)が守護神・森から逆転の2ランを放った。1死一塁、西川は甘く入ったストレートを強振。打球は弾丸ライナーで右翼席に突き刺さる2号2ラン。ソフトバンクファンで埋め尽くされたスタンドからは悲鳴が響いた。西川はこの日が30歳の誕生日で、価値あるバースデーアーチとなった。
9日の日本ハム戦(札幌ドーム)で今季初勝利をつかんだ先発の涌井はリードを守り切れず、5回7安打を浴び4失点で降板も、新助っ人のマルモレホスに来日1号が飛び出すなど打線が援護。守護神の松井が走者を背負いながらも九回を締めて、4セーブ目を挙げた。
楽天は、12~14日のオリックス3連戦が、オリックス選手に新型コロナウイルスの感染者が相次いだことから延期となっていた。