ロッテ・佐々木朗希 2試合連続完全試合目前で交代 九回、井口監督の姿に球場どよめき
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「ロッテ-日本ハム」(17日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテの佐々木朗希投手が8回まで完全試合を継続しながら、降板となった。
九回、井口監督が益田への交代を告げ、リリーフカ-が登場すると、球場から大きなどよめきが漏れた。佐々木朗は8回102球を投げて打者24人に対し無走者。14奪三振だった。ただ、味方の援護も得られず、0-0で試合は進んでおり、同点のままで、九回を佐々木朗が抑えても、九回で試合の決着はつかない可能性もあった。
昨季は中10日での起用など、無限のポテンシャルを秘める“令和の怪物”を大切に育ててきた球団。目先の記録よりも、将来を考えての采配となった。
2番手益田は九回、1死から振り逃げで走者を許した。これがこの試合でロッテが出した最初の走者となった。2投手の継投で9回を無安打に抑えた。