ロッテ・佐々木朗 快挙目前の交代に賛否で「井口監督」がトレンド入り、藤川氏は支持
「ロッテ-日本ハム」(17日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテの佐々木朗希投手が、偉業目前で降板した。プロ野球史上初の2試合連続完全試合まで、あと3人と迫った中での交代。8回まで102球、14奪三振の投球内容での降板に、ネット上では賛否の声が飛び交った。
佐々木朗は、28年ぶりの完全試合を達成した10日のオリックス戦に続き、この日も圧巻の投球。最速163キロの直球を軸に二回まで4奪三振と好発進。三回は三振がなく開幕からの連続三振記録は25で止まったが、その後も打者を寄せ付けなかった。
まだ余力を残しているようだったが、九回のマウンドを前に井口資仁監督が審判に交代を告げる。ベンチに座る佐々木朗にも笑顔が見え、納得の交代であることがうかがえた。
プロ野球史上初の快挙目前で交代に、ネット上ではさまざまな声が。「なんで降ろしたの?」、「もっと見たかった」など惜しむ声もある中で、阪神OBで野球評論家・藤川球児氏はツイッターに「佐々木投手の交代に一安心」と、笑顔の絵文字付きで投稿。井口監督の采配に賛同した。
シーズン序盤であることや、疲労を考慮した指揮官の決断力を評価する声も多く「また次の試合でやりそう」「ロッテらしい采配。井口監督さすが」「これは英断」など続々と反応が寄せられ、Yahoo!のリアルタイム速報では「佐々木朗希」がトレンド1位。「ロッテ打線」「井口監督」も上位に入った。