元阪神の藤川球児氏が１７日放送のフジテレビ「ワイドナショー」に出演し、ロッテ・佐々木朗希投手の完全試合などの解説を行った。

　関連して松本人志が「いまお客さん、声援出せないじゃないですか。あれ逆に集中力増したような気がする」と聞くと、藤川氏は「そのおかげで成績が出ていた選手たちが、今度、逆境にさらされた時っていうのは、我々の世代と違って、跳ね返せないというのは。私の古巣のチームじゃないですけど阪神タイガースなんかは」と語った。

　現役時代、打たれた時のヤジなどは耳に入ってきたかと問われると「無視です！」と笑わせ、「誰にもできないことを自分がやってると勘違いするくらい開き直るしかない」と語った。

　松本が「いま阪神、絶好調ですもんね」と切り出し、東野幸治が「違いますよ、逆です」と突っ込み。

　藤川氏は「これは世の中が引っ張ってるかもしれないですね。話題をグーッとね」と語った。

　お笑いの世界でも場の空気がなかなかに重たいことがあるのではと指摘すると、松本が「オズワルドの（Ｍ－１）決勝みたいな」とイジり、伊藤俊介が「どんだけ言われるんですか！」と抗議して笑わせた。

　藤川氏は「そうです、どんだけ言われんねんがずっと続くので、何連敗もしてしまう。結局は、飲まれてしまう、流れの世界」と指摘していた。