楽天・西川が大暴れ 4安打4打点&日またぎ“2打席連発”
「ソフトバンク4-14楽天」(17日、平和リース球場)
またもリードオフマンが打線をけん引した。前日には土壇場の九回に逆転2ランで試合を決めた楽天・西川が、自身3年ぶりとなる先頭打者弾を含む、4安打4打点と大暴れ。チームも今季最多の17安打14得点を挙げ、連勝を飾った。
豪快な一発で幕を開けた。初回、先頭から右中間スタンドに鮮やかなアーチをかけた。日をまたいでの“2打席連発”に「昔からホームランを打った次の打席は大事にしようと思っていた」と自身の心構えを語った。
この一本で打線に勢いがつく。1点ビハインドの四回には、西川の2点適時二塁打を含む打者一巡の猛攻で一挙7得点。大きくリードを広げ、完全に主導権を握った。石井監督は「遥輝(西川)が出だしで取ってくれたので、幸先いいスタートを切れた」と1番としての働きを評価した。
出塁率・475と14打点はいずれもリーグトップの数字。勝負強さも兼ね備える万能型のリードオフマンが、好調のチームをさらに勢いづかせていく。