新庄監督が90球完封の加藤絶賛「まさにカドックス」佐々木朗に対抗「次、狙わせます」
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「楽天0-2日本ハム」(19日、楽天生命パーク宮城)
日本ハムが今季初の3連勝。加藤貴之投手が圧巻の3安打完封、わずか90球の省エネ投球で勝利に導いた。
新庄ビッグボスは「カドックス、安心感バリバリありました。素晴らしかった」と満足げ。100球未満の完封は大リーグの名投手にちなんで「マダックス」と呼ばれる。ビッグボスは「まさにカドックス。マダックスは来たと思ったらゴロばっかり。頭にくる素晴らしいピッチャー」と、加藤の投球術を称賛した。
加藤は五回は7球、六回は5球、七回もわずか6球で3つのアウトを奪った。7回を終えて56球と超省エネ投球。NPBの9回完封勝利の最少球数71球も視野に入るほどのペースだった。
八回に球数が増え、記録更新はならなかった。新庄監督は「俺ね、『行けっ』と思ったんだ。佐々木君がその記録ならこっちはって。『71くらいで終われ』って」と、“完全男”ロッテ・佐々木朗希に対抗心。「次、狙わせます」と、次戦も省エネ投球に期待した。