元巨人監督の高橋由伸氏（４７）が２９日、横浜スタジアムで開催された「ファンケルキッズベースボールスタジアム２０２２　ｉｎ　神奈川横浜市」に参加。あいにくの雨が降りしきる中、同球場の室内練習場で少年少女たちに野球の指導をした。

　同イベントには、かつて巨人でコーチを務めた宮本和知氏、斎藤雅樹氏、佐野元国氏、巨人・横浜ＯＢの久保文雄氏、横浜ＯＢの吉村裕基氏、ヤクルトＯＢの苫篠賢治氏も指導者として参加した。

　高橋氏は報道陣の取材に応じ「子ども達はいつも上手くなりたいというか、何かを学んでというか、何かをつかみ取って帰ろうとそういった気持ち、思いは伝わってくるかなと思います」と、子どもたちの学習意欲を感じた様子。指導に当たって大切なことを問われると「形、固定観念にとらわれないことだと思いますね」と答えた。

　また「高校時代（桐蔭学園高）は１年２年とここで優勝させてもらって、２年生の時はマウンドにいましたから、それは当然思い出に残ってますし。まあプロに入ってからはここで先頭打者ホームランをね。今の（ＤｅＮＡ）三浦監督から打たせて頂いた。あの光景というか、今でもなんて言うんですかね、自分の目に映った光景というかそういうものは残っています」と野球教室が開催された横浜スタジアムの思い出も語った。