NPB通算1500試合出場のヤクルト青木が決勝打 首位巨人に3差「非常にいい流れ」
「ヤクルト2-0DeNA」(30日、神宮球場)
40歳のベテラン、ヤクルト青木が三回2死二塁のチャンスに先制の右前適時打。これが決勝点となった。
この日はNPB通算1500試合出場を達成(201人目)。節目の試合を自らのバットで飾り、試合後はお立ち台へ。「すべての人に感謝の気持ちで打席に立った。やっぱりうれしい」を満面に笑みを浮かべた。
チームも3連勝に導いた。「相手はいい投手(上茶谷)だったけど、少ないチャンスをものにできた。いい流れで試合を進められた」とうなずいた。現在のチーム状態にも「うまくいっている。投手も頑張っているし、野手も粘り強くやっている」と手応えを感じている。
首位巨人に3ゲーム差、2位広島にも0・5ゲーム差に迫り、上位追撃へ「非常にいい流れできていると思うので、あしたも取って次のシリーズにつなげていきたい」と気合十分。ファンに向けて「頑張りまーす!」と絶叫し「(球場に)いっぱい見に来てくださいね」と呼び掛けた。