坂本、菅野は軽症 巨人・原監督は坂本の最短復帰示唆「あると思う」
不幸中の幸いだ。巨人・原辰徳監督(63)は2日、負傷で離脱中の坂本勇人内野手(33)と菅野智之投手(32)が軽症であることを明かした。
坂本は「右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷」で1日に出場選手登録を抹消されたが、指揮官は「それほどの重傷ではないんではないかと思っている。(最短復帰の可能性は)あると思うんだけど」とし、早ければ12日・DeNA戦(横浜)から1軍復帰する可能性を示唆した。
菅野は4月29日・阪神戦(東京ド)の登板で右肘に違和感を覚えたため3回2失点で緊急降板。それでも、出場選手登録を抹消された翌30日に「70メートルくらい(の距離で)投げてた」と軽症を強調した。最も心配された主将とエースの長期離脱は回避できそうな状況となったが“慢心”はない。
「(2人が)帰ってきても居場所がないぐらいのチームになると一番。ベストだよね」。投打の柱が復帰するまで、他のナインの奮起を求めた。