新庄監督 2億5000万フェラーリで球場入り「子ども達に夢を」月替わりスーパーカー出勤
「日本ハム-楽天」(3日、札幌ドーム)
日本ハム監督の新庄剛志ビッグボス(50)が轟音とともにど派手に球場入りした。午前7時57分、春めいた札幌市内を、真っ赤なフェラーリを運転。かつて2億5000万円の値が付いたスーパーカーで報道陣が待ち構える駐車エリアに現れた。
運転席から「無理、無理」と言いながら、降り立った。片足の靴は脱いでいる状態。「こいつを履いているとアクセル拭かせない。やばっ。入るのに40秒くらいかかった。狭すぎて」と感想を述べた。
レース仕様だという「フェラーリF40」。一目見て「この赤いヤツで」と決めたという。「30年前に作られた。1997年。僕がちょうど1軍に定着した年」と明かす。「最初は5000万円だったのが1カ月で2億5000万に上がった。今、2億円くらいかな」と解説した。
新庄ビッグボスは自身がイメージキャラクターを務める中古車販売の「T×T(ティーバイティー)ガレージ」の協力で、高級外車を毎月リース。三、四月は価格約3000万円のオレンジと黒のツートンカラーのオープンカー「マクラーレン600LT」だった。
贅沢な月替わりスーパーカー出勤。その理由を「ちっちゃい子に、プロ野球選手になったらこういう車に乗れますよってことで、毎年契約更改の時に車を替えていた。子どもたちに夢を与える、僕がそうだったから。プロ野球選手になりたいと思ってくれたら」と明かす。
せっかくのフェラーリ。それでも、あまりの狭さにギブアップ気味。「休みの日に富良野に行こうと思ったけど、怖くて無理。リッター5だって」という。「見た目めちゃくちゃカッコイイですけど、違う車に替えてもらいます。ちょっと無理。170センチくらいじゃないと…」と苦笑いを浮かべていた。