巨人・先発赤星が4回途中12失点KO 坂本不在響く遊撃2失策 巨人4回までに4失策の守乱
「広島-巨人」(3日、マツダスタジアム)
巨人の先発でドラフト3位の赤星優志投手(日大)が、4回途中11安打12失点(自責点は3)でKOされた。初回に味方の守備の乱れもあり、投手床田も含めて4本の適時打を浴びて初回6失点(自責点0)。二回も先頭の2番上本に二塁打を打たれると、一死二塁から4番マクブルームに適時打、再び守備の乱れでピンチが拡大し、二死二、三塁から7番小園に左中間への二点適時打を浴びてさらに2点を奪われた。
初回は右膝じん帯損傷で離脱中の坂本に代わって、遊撃に入る広岡が、一死二塁から3番西川のセンター方向へのゴロ打球を捕球しきれず失策。ピンチを拡大させると、二死一、三塁から先発の赤星が5番坂倉にセンターへの適時打を浴びた。続けて、6番中村健にも適時二塁打を浴びた。さらに満塁とされ、8番矢野に2点適時打、9番投手の床田にも2点適時二塁打を浴びて、打者一巡されて6失点。苦しい立ち上がりだった。
三回表の打席で代打を出されずに続投。三回は無失点だったが、四回は一死満塁のピンチを招き、降板した。2番手には大江がマウンドに上がった。しかし、二死満塁で9番床田の遊ゴロを、広岡に代わって遊撃に入った増田がセカンドへ送球エラー。外野を転々とする間に走者2人が生還し、さらに2失点。さらに上本にも適時打を浴びた。巨人は4回までに今季最多12失点を喫した。