巨人・桑田投手コーチ 12失点KO赤星の2軍降格、再調整明言「疲れとメンタル、底にきている」

 「広島12-3巨人」(3日、マツダスタジアム)

 巨人の桑田真澄投手チーフコーチが先発し、四回途中11安打12失点(自責点は3)でKOされたドラフト3位・赤星(日大)について「1回(登録を)抹消します」と語り、ファームで再調整させることを明言した。

 右腕は初回から乱調。打者一巡の猛攻を食らい、いきなり6点を失うと、二回も3失点。四回1死満塁のピンチを招いたところで、屈辱の降板となった。同コーチは「疲れとメンタルの面でも底にきている。(球の)スピードも落ちているし、彼の持ち味であるコントロールもちょっとブレてきている」と言及した。

 初回、二回と連続失点しながらも三回の赤星の打席では、代打を送らず、続投させた。その理由について同コーチは「先発ピッチャーってそれだけの責任があると思うんですよね。やはりゲームを作る大きな責任がある。苦しいだろうけど、頑張ってこいということで背中を押してきたんですけどね」と明かした。

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