オリックス 3月以来の3連敗 5月は3戦3敗で借金2 打線の組み替えも実らず
「ソフトバンク2-1オリックス」(4日、ペイペイドーム)
オリックスはソフトバンクに惜敗し、3連敗となった。3連敗は3月26日から31日に5連敗した時以来。借金は「2」に膨らんだ。
2日連続で柳田にやられた。初回無死一、三塁では、右翼フェンス直撃の先制適時二塁打を浴びた。
二回に頓宮の犠飛で追いついたが、七回2死で近藤が柳田に勝ち越しソロを献上。最終回には無死二塁の好機を作ったが、あと1本が出なかった。
中嶋監督は「調子がいいのもいれば、悪いのもいる。(調子が)上がってくるのを待たないといけないですし、(コロナなどで)人がいないのもあるので。ただ、いるメンバーで最善のことをやっている。負けたのはこちら(首脳陣)のアレ(責任)なんで。気にせず、どんどん振っていってほしい」と奮起を求めた。
この日は、12試合連続で4番に座っていた吉田正を3番で起用。4番は西野が担った。さらに、若月やラベロ、来田を抹消し、1軍に昇格させた中川圭と大下をスタメンで起用。大幅に打順を組み替えたが、1得点に終わった。
中川圭は1打席目に左中間フェンス直撃の二塁打を記録。「ああやってどんどん振っていってくれたら、結果は良くなると思うんですけどね」とナインには積極性を求めた。