八戸工大一の強肩捕手・葛西がプロスカウトに攻守で猛アピール 進路は「プロ一本」

 先制打を放ちガッツポーズをする八戸工大一の葛西=青森県八戸市
 先制打を放つ八戸工大一の葛西=青森県八戸市
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 「練習試合、八戸工大一5-1酒田南」(4日、八戸工大一グラウンド)

 八戸工大一でプロ注目の葛西凛捕手(3年)が「3番・捕手」で先発出場し、5打数2安打1打点と活躍。視察したNPB2球団5人のスカウトに猛アピールした。

 確実にチャンスをものにする打撃で試合の流れを引き寄せた。四回1死三塁で葛西が中前適時打を放ち先制。「調子が上がらない中でも自分の中で工夫して、ボールを最後まで見るという意識でセンター中心にしっかり打てた」とうなずいた。

 小学2年から野球を始めた。当初は外野手で、3年に上がる前の試合に左翼で出場すると、ワンバウンドの送球で二走を本塁で刺したことに「肩が強いかな」と自信をつかみ、捕手への転向を志願した。現在の二塁送球タイムは1秒9で、この日も自慢の強肩を披露。六回に四球で出した1番打者の二盗を楽々阻止した。

 将来は「プロ野球選手になりたい」と話し、進路も「プロ一本」と思いはぶれない。まずは7日から開幕する春季大会地区予選で「守備でも打撃でもチームを引っ張って勝利に貢献できたら」と躍動することを誓った。

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