極秘裏に進められた「投手・根尾」人目を避けて投球練習 中日・片岡2軍監督明かす
中日の片岡篤史2軍監督が8日、自身のYouTubeチャンネル「片岡篤史チャンネル」を更新。同日のウエスタン・阪神戦で根尾昂外野手を投手起用したことについて、極秘裏に準備を進めていたことを明かした。
「どうしてもね、根尾がピッチング練習すると、いろんなことを言われてしまいますので。雨の日であったり、甲子園であれば五回の整備中に少しピッチング練習をいれながらね。もちろん根尾のコンディションも考えてね」
プロ野球ではファームの練習でもマスコミの目やファンの目がある。仮に人目につくところであれば、「根尾が投手転向」という形にもなりかねない。そこで外部からの目がつきにくい室内練習場や、完全に外部から見えない甲子園球場のブルペンで着々と準備を進めていたという。
「根尾の才能と可能性を見つけてあげるのがわれわれの仕事」と語った片岡氏。「例えばショートからピッチャー、またショートという形ができるようになれば、チームとしても大きい」と語っていた。