NPB審判員が全体ミーティング「正しい試合の運営ができるように」白井審判員の詰め寄り問題で
日本野球機構(NPB)と12球団は9日、臨時12球団代表者会議および機構理事会、実行委員会をオンライン形式で開催した。
会議の中では、4月24日のオリックス-ロッテ戦でロッテ・佐々木朗に詰め寄って物議を醸した白井球審の行動に伴い、2日に審判員による全体ミーティングが行われ、あらためて公認野球規則に記されている審判員の行動規範を順守することを確認したことなどが報告された。
同試合では佐々木朗がボールの判定に不服を示す態度があり、白井球審がマウンドへ詰め寄った行動が大きな議論を呼んだ。
試合直後には友寄審判長と白井審判員が話し合い、佐々木朗への注意や指導方法に対して別の方法があったと考えて対応するべきだったという友寄審判長からの指摘があった。
NPB・井原敦事務局長は「ここ(審判員の行動規範)は全ての審判員が熟読しているが、あらためて確認をした。そうしたことによって正しい試合の運営ができるようにと確認した話を経過も含めて12球団に説明し、今後の審判員の行動についての報告とさせていただいた」と説明した。