落合博満氏が「監督論」を語る 自身の経験踏まえ「負けるのは監督の采配が悪いから」
元中日監督の落合博満氏が11日、自身のYouTubeチャンネル「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。プロ野球の監督に最も必要な資質について「勝つことに執念を燃やす監督っていうのは、一番いい監督じゃないのかな。そのために指揮官になるわけだから。負けていいっていう監督だったからやらない方がいいと思う。どんなに戦力がなくてもね」と語った。
中日監督時代に悔しさが残った試合については「8年間で1000試合くらいやってて、なかなか思いつかねえな」とし、「負けるっていうのは監督の采配が悪いから負けるのであってね。選手はそこで一生懸命やってくれているから選手を怒ったことはないしね。そこで結果を出せない選手を使った監督が悪い」と振り返った。
自身が現役時代に指導を受けた稲尾和久氏、山内一弘氏らとの思い出も語りつつ、中日監督時代にうれしかった試合については「優勝が決まった試合だけじゃないのかな」と、優勝請負人らしい思いを明かした。