巨人・右肘違和感から復帰のエース菅野が粘投100球 6回5安打1失点 4勝目の権利得て降板

 5回、無失点に抑え、失策をした広岡に笑顔を見せる菅野(撮影・伊藤笙子)
 5回、関根の打球をファンブルした二塁手の広岡(撮影・伊藤笙子)
 3回、ポランコの同点ソロにニッコリ笑う菅野(撮影・伊藤笙子)
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 「DeNA-巨人」(12日、横浜スタジアム)

 巨人の菅野智之投手が右肘の違和感から復帰し、4月29日・阪神戦以来、中12日で先発した。雨が降りしきる中、6回5安打1失点、100球の粘投を披露し、4勝目の権利を有してマウンドを降りた。

 初回は不運な形から先制点を与えた。先頭・桑原が放った左翼と遊撃の間の飛球を遊撃手・中山がグラブからこぼし、二塁打とされた。その後、1死三塁から楠本に右翼フェンス直撃の適時二塁打を浴びて、先制を許した。

 それでも二回は以降は走者を背負っても粘りの投球を披露した。味方が逆転して迎えた四回無死二、三塁のピンチでは大和、柴田を内角攻めで打ち取ると、2死満塁から大貫を空振り三振に斬って取り、得点を許さなかった。

 さらに六回にも先頭・牧に二塁打を浴びて、ピンチを招くも、ソト、大和を連続三振に仕留めた。その後、2死一、二塁となり、代打・藤田をアウトハイの直球で空振り三振。無失点でしのぐと、雄たけびを上げた。

 菅野は4月29日・阪神戦(東京ド)で右肘に違和感を覚えて3回2失点で降板。翌30日に登録を抹消され、ファームで調整していた。

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