日本ハム 新庄監督“喝”のワケは?「一瞬のチャンス、姿勢で見せて欲しい」

 練習を引き揚げる新庄ビッグボス(撮影・中島達哉)
 守備練習をしていた中島(右)とグータッチする新庄ビッグボス(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム-ソフトバンク」(13日、札幌ドーム)

 日本ハム監督の新庄剛志ビッグボス(50)が取材前に報道陣に対応。11日までのオリックス2連戦でともに厳しいコメントを残したその真意を語った。

 「厳しいというか、なんか、歯がゆさの方が…。だって、こんなにね、チャンスをもらっているチームってないと思うんですよ」と切り出した。

 新庄ビッグボスは10日の敗戦後には「1軍に残りたいという姿勢が全く見えない。バットを出さない限り一生結果はでない」とコメント。11日には勝利した後に「作戦を決めてほしいところでミスがいくつかあったから、それを減らしていかないと成長はないね」とコメント。連夜の喝を送っていた。

 その試合を振り返り、「バットを振らずに見逃して帰ってきて。気持ちがね、なんか、お金稼ぎたくないの?稼げるじゃない?ってメチャクチャ思うんですよね」と首を傾げた。

 新庄ビッグボス自身、最初のチャンスでアピールした。まだ20歳だった1992年5月26日、オマリーの負傷でつかんだプロ初スタメンで、初球をプロ1号本塁打。そこから現在に繋がる道を切り開いた。

 「オレがよく言う『努力は一生、本番は一回、チャンスは一瞬』。努力はみんなしているわけでしょ?で、チャンスを僕が与えて、一瞬のチャンスを、何か姿勢で見せて欲しい」と選手たちに求めた。

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