ヤクルト・村上 2打席連発で奪首 4年連続2桁弾&キング岡本和に1差
「広島3-5ヤクルト」(14日、マツダスタジアム)
ヤクルト・村上が2打席連続本塁打で逆転勝ちを呼び、チームを首位に浮上させた。2-3の八回には先頭打者で同点の11号ソロ。1ボールで、初対戦した左投手ターリーの154キロ速球をバックスクリーンへ運んだ。勢いづいた打線は長岡が適時打で続いて逆転し「何とか追い付きたいという気持ち。ストライクを積極的にいこうと思った」とうなずいた。
1-2と逆転された直後の六回にも左翼上段席へ運び「逆らわずに打つことができた」。広島との首位攻防戦で真価を発揮し「(無死満塁だった)一回に打てなかったが、切り替えてその後はいい打席を送れて良かった」と喜んだ。
4年連続で2桁本塁打をクリア。リーグトップを走る打点を33に伸ばし、本塁打もトップの巨人・岡本和に1差に迫った。