また!ロッテ・レアードが暴言で退場 白井球審の判定に怒り 前日の井口監督に続き不穏な空気漂う
「オリックス-ロッテ」(15日、京セラドーム大阪)
ロッテのブランドン・レアード内野手が暴言により、今季初の退場処分を受けた。
二回先頭、2ストライクからの3球目の内角直球を見逃し三振の宣告。これに不服を唱えたレアードは白井球審に異議を唱えた。
判定に対して怒りの表情を浮かべ、言葉を発しながら引きあげようとしたところ、白井球審は一度手を出して制した。だが、その後も叫ぶように言葉を発したことから、退場を宣告された。井口監督もベンチ前に出たが、白井球審は場内アナウンスで「暴言により退場処分といたします」と告げた。
前日はロッテ・井口監督がストライク判定に不服を示し、侮辱行為により試合後に退場処分を受けた。一夜明け、繰り返された退場劇に球場は騒然となった。
白井球審は4月24日の同カードで、佐々木朗が判定に不服な表情をしたことに対し、マウンドに詰め寄ったことで騒動となった。
◆野球規則
8・02 審判員の裁定(a)打球がフェアかファウルか、投球がストライクかボールか、あるいは走者がアウトかセーフかという裁定に限らず、審判員の判定に基づく裁定は最終のものであるから、プレーヤー、監督、コーチ、または控えのプレーヤーが、その裁定に対して、異義を唱えることは許されない。
【原注】ボール、ストライクの判定について異議を唱えるためにプレーヤーが守備位置または塁を離れたり、監督またはコーチがベンチまたはコーチスボックスを離れることは許されない。もし、宣告に異議を唱えるために本塁に向かってスタートすれば、警告が発せられる。警告にもかかわらず本塁に近づけば、試合から除かれる。