DeNA・牧 一瞬の隙を逃さず2安打2打点「あとは夏ばてしないように」
「中日0-4DeNA」(17日、バンテリンドーム)
DeNA・牧秀悟内野手が、1本塁打を含む2安打2打点の活躍で、チームの連敗を3で止めた。
今季初勝利を目指し、好投を続けていた今永に援護射撃した。1点リードの六回無死、小笠原の直球を左翼席に運び「しっかりと自分のバッティングができました」と今季9号ソロに納得だ。2点リードの八回1死二塁では、適時二塁打を放ちさらに点差を広げた。
2年目ながらドシッと4番に座る牧は「ソトもいますし、宮崎さんもいるのでどこかで甘くなる1球が3人の中で絶対にあるので、それは宮崎さんが帰って来て自分も楽に打てると思う」。牧の周りには幾多の修羅場をくぐり抜けた猛者がいる。昨季の活躍から、当然のように今季は内角攻めが目立つが、一瞬の隙を見逃さないのも牧の強さだ。
4月の二塁打が出なかった時期には「ちょっと気にしています…」と話していたが、今月になって二塁打も増えた。「いい感じで強い打球が打てるようになってきた。後は夏ばてしないように」とさらに勢いを加速させて行く。