高野連 地方大会のコロナガイドライン発表 「集合時はグラブを口に当てる」など試合中ルールも徹底
日本高野連は19日、大阪市内で第104回全国高校野球選手権(8月6~22日・甲子園)の臨時運営委員会を開催し、地方大会用の新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインをまとめた。大会前や大会中に感染した選手、感染が疑われる選手が出た場合、試合開始前まで選手登録の変更を可能とし、選手登録を変更した選手でも、診断書の提出などにより再度登録することも可とすることなどが盛り込まれた。
試合に関して主な対策は以下の通り。
◆試合開始前、終了時に整列する際、選手は手を腰に当てて、隣の選手とぶつからない程度の距離を空けてあいさつを行う。試合終了後の校歌斉唱時も同様とする。なお、相手チームと握手などは行わないようにする。
◆円陣を組む時など、密にならないように注意し、一定の距離を保つ。また試合中、マウンド上で集合時はグラブを口に当てることとする。
◆試合中、素手によるハイタッチや握手は控えることとし、自身の目、鼻、口なども触らないようにする。
選手変更について。
◆大会前、大会中に感染者、感染が疑われる者が発生した場合の選手登録変更については、当該試合の開始前まで変更可。一時、選手登録を変更した選手でも、診断書の提出などにより再度登録することも可能とする。ただし、再登録する場合は当該選手に替わって入った選手のみ入れ替えの対象とする。