清原和博氏 中日・根尾の甲子園登板に「素晴らしい演出」 飛躍を確信「あそこには特別な力がある」
元プロ野球選手の清原和博氏が18日、YouTubeチャンネル「清ちゃんスポーツ」に投稿。「清原から片岡監督へ緊急取材!!」の中で、中日の片岡篤史2軍監督と根尾昂外野手の起用法について議論した。
番組では中日の現状について話が進む中、清原氏が「もう1点、聞きたかったことがある。根尾選手を甲子園で投げさせたのは、狙ったの?」と問うた。根尾は今月8日、ウエスタン・阪神戦(甲子園)に「2番・遊撃」で出場。6点リードの九回にマウンドに上がった。
この起用について、片岡2軍監督は立浪和義監督と相談の上で「僕はずっと投げさそうと思っていたんです。今年は延長12回なので可能性がある」と説明。雨の日に室内練習場などで練習させていたことを明かし「根尾ってなんで評価されていたかって、ピッチャーもできてバッターもできるところです。この3年間、根尾も苦しんできた」とし、「根尾が甲子園で輝いていたマウンドに立つことできっかけをつかんでほしい。いい時代のことを思い出してほしいという思いあった」と親心をのぞかせた。
この起用を清原氏も絶賛。「素晴らしい演出ですよ。僕も経験しているし、片岡2軍監督も甲子園の素晴らしさを経験している」と、PL学園の黄金期を振り返りながら「あそこには特別な力がある。根尾選手がきっかけをつかんで、自信を持ってプレーしてくれたら」と、春夏連覇を遂げた甲子園のスターの飛躍を強く願った。