清原和博氏 KKドラフト事件、PL学園寮の暴動明かす バットもって桑田氏を
元プロ野球選手の清原和博氏(54)が19日放送のテレビ東京「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」に出演。高校3年時の1985年プロ野球ドラフトと、PL学園の寮で起こった騒動を明かした。
清原氏は、どこの球団でもプロ入りする決意はあったのかと聞かれると「巨人、阪神、中日は行くつもりで、意中の球団でなかったら日本生命に行こうと思ってました。そこで磨いてからプロ入っても」と明かした。
大学進学方針だったチームメイトの桑田真澄氏が巨人から1位指名されるドラフト事件が起こった。清原氏も「まさかのジャイアンツ1位が桑田で」と振り返り、「寮で暴動みたいなの起きたんですよ。みんなバット持ってうろついてるわけです。桑田はいなくなりましたけど、桑田をやるみたいな感じで」と語った。
清原氏は「それでみんな集めて。万が一のことがあったら、僕がやらしたと思われたらいやなんで」とし、「頼むからやめてくれと。俺もう西武行くから、とチームメイトをなだめて」と明かした。
当時は「それで西武どこにあるの?大阪から出たことないですから」との認識だったと振り返った。チームメイトには「おまえらに一番最初にサイン書いたるわ」と書いたサインが「西部ライオンズ」と書いてしまったそうで、「西部警察の部って書いて」と笑わせた。
「僕も考えましたけど、巨人に彼がいって活躍する姿を見ながら、僕は社会人で昼間仕事して野球やる、これ耐えられへんな」との思いがあったことを明かした。
甲子園で優勝したが「俺またここでプレーするからいらんわ」と土を持って帰っていなかったことを明かし、「(ドラフト)外れた瞬間、甲子園で使ってたスパイクの土、削り落としました」と笑わせた。