「ソフトバンク－ロッテ」（２０日、ペイペイドーム）

　ソフトバンクの千賀と甲斐のバッテリーが四回終了で両者そろって交代した。

　ロッテ佐々木朗との投げ合いで注目された一戦。しかし、千賀が乱調だった。

　初回からいきなり２失点。先頭から連打、四球で満塁のピンチを招くと１死後に５番・レアードに押し出し四球を与えて先制を許した。さらに岡には犠飛を打たれた。

　二回は得点圏に走者を背負いながらゼロに抑えたが、三回はまた２失点。２死二、三塁からエチェバリアに左前適時打を浴びて２者生還された。

　四回は初めて三者凡退に仕留めたが、この回までで降板となった。千賀の４失点は今季ワースト。球数は７６球だった。

　一方、ソフトバンク打線は佐々木朗の前に二回は無死一、二塁、四回には２死満塁とチャンスを作ったが無得点。

　　ロッテ・佐々木朗希との剛腕対決で、苦しい展開。五回からソフトバンクは２番手でレイが登板。そしてマスクは海野が被った。