ソフトバンク・藤本監督 4回交代の千賀&甲斐に注文「真っすぐを投げていなかったから」

1回、レアード(左)に先制の押し出し四球を与えた千賀
8回、空振り三振に倒れベンチに戻るソフトバンク・柳田(手前)。右は藤本監督=ペイペイドーム
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 「ソフトバンク1-8ロッテ」(20日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクは王会長の82歳の誕生日を白星で飾れなかった。

 試合前に藤本監督は「今日は佐々木朗希。そういうピッチャーから勝ってね、お祝いしましょう」と意気込んでいたが、令和の怪物に要所を締められて1点を取るのがやっとだった。二回2死から四回2死までは6者連続三振を奪われた。

 一方で先発の千賀もピリッとせず、今季最短の4回、今季ワースト4失点で早々に降板した。千賀は「野手の皆さん、キャッチャーの(甲斐)拓也に本当に申し訳ない。次の登板に向けて、しっかりとコンディションを整えます」と広報を通じてコメントを出した。

 また、藤本監督は千賀の交代と同じタイミングで、捕手の甲斐もベンチに下げた。「真っすぐを全然投げていなかったからね。(千賀が)何か思ったことがあったと思うし、甲斐のサインにも首を振ったみたいだけど、真っすぐをとらえられていたわけじゃない。やっぱり真っすぐを投げないと、変化球も生きてこない。その辺はバッテリーでしっかりミーティングをしてくれとお願いしてきました」と注文をつけていた。

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