野球部監督らが体罰 教員が部費約150万円流用も 静岡県、私立飛龍高校
私立飛龍高校(静岡県沼津市)の野球部で、60代の男性監督ら指導者3人が複数の部員に体罰を加えていたことが20日、同校への取材で分かった。また30代の男性教員が野球部員から集めた部費約150万円を流用し、2日付で懲戒解雇されていたことも判明。同校は、県高野連や県私学振興課に報告した。
学校が今月11日、全部員にアンケートを実施。昨年5月以降、頬を平手打ちする暴行や、練習への参加を拒むような暴言など複数の生徒に対する計7件の被害が判明した。今後は学校法人のコンプライアンス委員会に諮り、処分を検討するという。