楽天が2戦連続零封負け 石井監督「今ははっきり言って最悪」打線組み替えもつながらず
「楽天0-6オリックス」(21日、楽天生命パーク宮城)
楽天は今季初の2試合連続零封負けを喫し、4カード連続での負け越しとなった。
試合後、石井一久監督は「今の状態は、はっきり言って最悪ですね」と正直な思いを語った。その上で「気持ちが折れているとか、諦めてるとかは全くない。みんな何とかしようというところがある限り、しっかり足元を見て戦うべきだと思う」と前を向いた。
元気のない打線を組み替えて臨んだ。開幕からここまで全試合で1番に入っていた、西川遥輝外野手を2番に。同じく3番に座っていた、浅村栄斗内野手を5番に動かした。
しかし、うまくはつながらず。二回にはオリックス・山本を攻め、1イニングで36球を投げさせたが一本が出ない。六回には2死一、二塁で5番に入った浅村が、二飛に倒れ得点を奪えなかった。
重苦しい雰囲気に先発の早川隆久投手も粘れなかった。杉本に一発を浴びるなど、5回を投げ、今季最多の4失点。2敗目となった。