ソフトバンク連敗 又吉が19試合目で初失点 藤本監督「信頼して出しているので」

 8回、マーティン(奥)に勝ち越し2ランを浴びた又吉
 8回、ロッテに勝ち越しを許し、渋い表情でベンチに戻る又吉(左)と甲斐
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 「ソフトバンク2-4ロッテ」(21日、ペイペイドーム)

 ソフトバンク・又吉克樹投手が自身開幕19試合目のマウンドで今季初失点。これが決勝点となって黒星を喫した。ソフトバンクは2連敗。

 又吉は2-2の八回表から4番手で登板。先頭の高部に安打を許し、続く中村奨に犠打を決められて1死二塁とされた。ここで3番・マーティンに高めに浮いた141キロのカットボールを右中間テラス席に5号2ランを運ばれた。又吉はその後も連打を浴びたが、味方の好守で何とか1回2失点で切り抜けた。

 又吉は昨オフにFA権を行使して中日からソフトバンクへ移籍。新天地でも貴重なリリーバーとして活躍し、開幕18試合無失点を続けていた。しかし、今季初失点を一番痛い場面で喫してしまった。

 藤本監督は「又吉が打たれたらしょうがない。信頼して出しているので」と気丈に話したが、試合後取材はわずか1分40秒ほどで終了。敗戦のショックの色は隠せない様子だった。

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