3位浮上のオリックス・中嶋監督 今季最短降板の山本に「いつもの修正力は無かった」
「楽天0-6オリックス」(21日、楽天生命パーク宮城)
オリックスは楽天に連勝で、3位浮上となった。
先発の山本は今季最短の5回を2安打無失点で降板。それでも、ロッテ・佐々木朗らと並び、リーグトップタイの5勝目をつかんだ。ただ、5回で104球を要するなど、調子はイマイチ。中嶋監督は「それはもちろんある」と粘りの投球を評価しながらも、「いつもの修正力っていうのは無かったですね」と話した。
一方で、打線は新外国人のマッカーシーが来日初安打に初本塁打、初の猛打賞と大暴れ。指揮官は「知らない投手ばっかりでしょうから、自分のスイングを心がけているとは思うんですけど。その中で結果が出たのは大きいと思いますし、もっともっと色んな研究はされてくるでしょうけど、あまりそれに狂わされないように、自分のスイングをしていってくれたらいいのかなと思いますけどね」と今後にも期待した。
杉本にも、4月5日・ソフトバンク戦以来の一発が飛び出した。「久々に、出ましたね。感じはすごく上がってきていると思うので、悪くはないと思います。あとは変に飛びつかないことですよね。上がってくるとは思いますけど」と完全復調に期待した。