ソフトバンク・柳田が先制7号2ラン「ファイターズの宇佐見選手のイメージで」

 4回、先制2ランを放ち一塁へ向かう柳田
 4回、先制2ランを放ちナインとタッチを交わす柳田
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 「ソフトバンク-ロッテ」(22日、ペイペイドーム)

 確信をもって打席で打球を見届け、そして一塁へゆっくりと歩き出した。ソフトバンク・柳田悠岐外野手(33)が四回、先制の7号2ランを左中間席に突き刺した。

 この回、先頭の今宮が右安打で出塁。無死一塁からロッテ先発・ロメロの134キロのスライダーを完ぺきにはじき返した。柳田の本塁打は5月15日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来だった。

 柳田は「打ったのはスライダーです。ファイターズの宇佐見選手のスイングのイメージで打席に入った結果、ホームランを打つことができました」と広報を通じて謎めいたコメントを発信。さらに「今日は3人の子どもたちが観に来ているので、いいところを見せることができて良かったです」と父の威厳を示した一発だったことも明かした。

 ロッテ戦を連敗していたソフトバンクだが、柳田の会心弾で勢いづいた。この回はさらに1死後から中村晃とデスパイネの連打でチャンスを作ると、続く柳町に適時二塁打が飛び出してもう1点を追加。四回を終え、3-0とリードを広げている。

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