創志学園新監督に門馬敬治氏「岡山の地から選手と夢追いかける」 今夏の大会後から指揮
春夏通算5度の甲子園に出場している岡山・創志学園は24日、神奈川・東海大相模前監督の門馬敬治氏(52)が新監督に就任することを正式発表した。今夏の大会後から指揮を執る予定。健康面の不安などを理由に21年夏をもって退任していたが、約1年間の休養を経て現場復帰することになった。
同氏は、創志学園を通じ「昨年、東海大相模高校を退職後、高校野球を外から見る機会をもち、甲子園球場の魅力、真剣勝負をする選手たちの眼光を見るたびに、高校野球の素晴らしさを改めて感じました。そしてあの素晴らしさを自らも感じ、選手とともに夢を追いかけ、もう一度チャレンジしたいという思いが湧き上がりました」と心境を明かした。
母校・東海大相模を率いて春夏通算12度の甲子園出場を果たし、計4度の優勝、通算30勝を記録した門馬氏。「岡山の地から『甲子園で感動をともに』という夢に向かって進んでまいります」と語った。
◆門馬敬治(もんま・けいじ)1969年12月18日生まれ。52歳。神奈川県出身。東海大相模では内野手で、甲子園出場はなし。東海大に進学し、マネジャー、コーチなどを経験。99年、母校の監督に就任した。2000年、11年、21年のセンバツ、15年夏の甲子園で優勝。家族は夫人と2男1女。社会科教諭。