ヤクルト・塩見が驚異の3打席連続弾「怖いくらいです」左へ右へセンターへ 高津監督も目をぱちくり
「楽天-ヤクルト」(27日、楽天生命パーク宮城)
ヤクルトの塩見泰隆外野手が、驚きの3打席連発と止まらない。
四回だ。1死走者なしから、打席に向かうと、129キロのカットボールを振り抜いた。今度はバックスクリーン左に運ぶ8号ソロ。初回の左翼席への先制弾、二回の右中間席への3ランに続く全方向へのアーチにVサインを作った。
これにはベンチで出迎えた高津監督も、目をぱちくり。両腕を組んでおり、塩見も思わずエアーでハイタッチ。塩見自身も「2本出て自分でもビックリですが、たまたまです。怖いくらいです」と振り返り、指揮官も驚いた様子だった。
1試合3本塁打はチームでは15、16年に山田が打って以来。3打席連続はヤクルトでは06年5月9日西武戦でのラロッカ以来16年ぶり、同チームの日本人選手としては97年4月4日巨人戦での小早川毅彦氏以来となった。
4打席連続なら、王氏らに並ぶNPBタイ記録の快挙だったが、第4打席は遊ゴロに倒れた。