ロッテ・佐々木朗6勝目お預け 本調子じゃなくても6回0封 佐藤輝に雪辱2K

 「ロッテ0-1阪神」(27日、ZOZOマリンスタジアム)

 結果は残しても、投じたボールには全く納得がいかなかった。交流戦初登板のロッテ・佐々木朗が6回を4安打無失点7奪三振と力投。最速163キロを2度マークしたが、リーグ単独トップの6勝目はお預けとなった。

 「内容自体は悪くなかったんですけど、ボールの質的にはすごくひどかったと思います。振り返っていろいろと見直していきたい」。反省が口をついた。

 四回には中野の投ゴロを捕球し損ね失策と、らしからぬプレーもあった。それでも悪い時でもゲームメークするのが今年の朗希。ちょうど1年前、甲子園でプロ初勝利を飾った阪神をゾゾに迎え、昨年適時打を浴びた佐藤輝には自然とギアが入った。

 二回2死からはフォークで空振り三振。四回も二ゴロに抑え、六回2死三塁では162キロの直球でファウルさせ、最後は宝刀フォークで空振り三振。左翼に陣取った阪神ファンにため息をつかせた。「一発のあるバッターなので丁寧に投げました。悪いなりにも(抑えられて)よかった」。成長の跡もしっかりと残した。

 前回20日のソフトバンク戦は直球の球速平均が161・1キロも、この日はあまり見られない154キロの直球もあり、平均球速は159・5キロにとどまったと言えるのは異次元の投球を続ける朗希だからこそ。不敗神話は継続する令和の怪物。次戦巨人戦は、修正して勝利をつかむ。

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