山川「してやったり」16号2ラン 西武打線爆発14安打10点大勝
「西武10-5DeNA」(28日、ベルーナドーム)
狙い通りの一発に「どすこい」ポーズも軽やかだった。2点リードの三回2死一塁で、西武の4番山川が12球団断トツの16号2ラン。三振した初回の第1打席で手を焼いた上茶谷の緩いカーブをバックスクリーンに運んで「完全にやり返せた。してやったり」と笑った。
主砲の3試合ぶりの一発が打線に点火した。2四球を挟んで6本の長短打を連ねるなど、打者14人の猛攻で一挙8点。今季最多14安打での大勝に辻監督も「(山川の)2ランで気持ちが楽になった。久々につながったな」と頬を緩めた。
山川が本塁打を打った試合は今季13戦全勝。「それは結果であって、全く意識しない」。一喜一憂せずどっかり構える4番が打線を分厚くしている。