慶大・清原Jr.2戦連続打点 父のミットで好守「親孝行できた」
「東京六大学野球春季フレッシュトーナメント、慶大4-0早大」(2日、神宮球場)
慶大が4-0で早大を下し、3位に入った。西武、巨人などで活躍した清原和博氏(54)の長男・正吾内野手(2年・慶応)は父がスタンドから見守る中、2試合連続打点をマークした。
最終打席で4番の役割を果たした。3-0で迎えた八回2死一、二塁。打席に立った清原は「チームが勝つためにとにかくバットに当てようと。迷わないことを意識した」。初球の内角真っすぐを左前に運び、ダメ押しの1点を追加。2試合連続で打点を挙げた。
この日も応援に駆けつけた和博氏とは試合後、球場通路で会話し、握手と抱擁。「1本打ててよかったな」と声をかけられたという。守備では父がオリックス時代に使用していたファーストミットでショートバウンドの送球をさばくなど好守も見せ、「いい親孝行ができたかな」と笑みを浮かべた。
ここで得た自信を胸にさらなる成長を図る。「おやじみたいなプレーヤーになることが一番の目標。なんなら超えたい」。まずは秋季リーグでメンバー入りを勝ち取る。