ヤクルト・村上 逆転の16号2ラン「何となく球が見えていた」 リーグトップタイに

 「ヤクルト3-2西武」(4日、神宮球場)

 3シーズンぶりに満員御礼となった神宮球場をどっと沸かせた一振りだ。ヤクルト・村上が1点を追う六回に逆転の16号2ラン。1死三塁の好機で、右中間席へ放り込んで試合を決めた。

 「三振だけは避けようとセンター返しを意識していきました。昨日(3日)対戦しているのでイメージはできていました。追い込まれながらも、よく打てたなと思います」。西武の2番手・本田が投じた真ん中高めの直球を強振。巨人・岡本和に並びリーグトップとなる千金弾にガッツポーズを決めた。打点も2つ積み上げ、リーグ2位の45とした。

 5月29日の楽天戦で15号を放って以降の4試合は3つの申告敬遠を含む7四球で無安打。それでも勝負を避けられている感覚は「あんまりなかった」という。「何となく球が見えていた」と勝負どころで4番の仕事をきっちりこなすイメージを膨らませていた。

 2点を追う五回には17打席ぶりの安打もマーク。「自分の中で『あ、こういう感覚』というのは少しありました。それが結果として出てくれた。あの1本がすごく大きかった」

 チームは7カード連続勝ち越しと絶好調だ。「誰かがミスしたら誰かがカバー。本当にいいチームワークができている。交流戦で優勝できるように頑張りたい」。4年ぶりの交流戦最高勝率へさらに勢いを加速していく。

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