高松商・浅野 意地の強烈打「ボール見えていた」 阪神スカウト陣へアピール

 「招待試合、県岐阜商12-4高松商」(4日、レクザムボールパーク丸亀)

 高校通算57本塁打、今秋のドラフト候補にも挙がる高松商・浅野翔吾外野手(3年)が、強豪・県岐阜商相手に2打数1安打2四球。チームはコールド負けを喫したが、4人体制で視察した阪神スカウト陣へ、強烈な一打でアピールした。

 5点を追う五回無死一塁、この日最速147キロを記録した県岐阜商の井上悠投手(3年)と対じした。「ボールは見えていた」と、外角ギリギリのストレートを捉えた打球は、一塁手のミットをはじく内野安打となりチャンスを広げた。

 4月末の四国大会終了後、約1カ月で「インパクトを大事に打てている」と、本塁打13本を量産。秋から6キロ減量したことで動きに軽快さも出た。阪神は和田TAら4人が視察し、渡辺スカウトは「140キロ後半の球にも反応できていて、(減量も)打撃に影響はなさそう」と評価した。

 ミスから失点した大敗に「取れるアウトを取らなければこういうことになる」と、気を引き締めた浅野。チーム力を上げ、昨年に続く甲子園出場を狙う。

 ◆浅野翔吾(あさの・しょうご) 2004年11月24日生まれ、17歳。171センチ、86キロ、右投げ右打ちの外野手。屋島スポーツ少年団で野球を始め、屋島シーホークス、屋島中では捕手を務めた。U-15日本代表に選出され、主軸としてBFEアジア大会優勝に貢献。高松商では1年夏からレギュラー。昨夏の甲子園、智弁和歌山戦で本塁打を放った。

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