皇治が始球式も「あれじゃドラフト来ない、格闘技より悔しいです」ラオウには気合注入のキック
「オリックス-ヤクルト」(7日、京セラドーム大阪)
「鋼のエンペラー」の異名を持つ人気格闘家の皇治が特別始球式を行った。
上はユニホーム、下はリング用のパンツという姿でマウンドに上がり、打席には杉本、捕手は安達が務めた。大きく振りかぶって、投じた球は、ノーバウンドで安達のグラブに収まった。
投球後には、記念撮影。その後には、杉本の尻に、軽くキックを入れ、気合を注入していた。
ただ、皇治は登板後悔しがった。「ドラフト狙ってたんで。あれじゃ、来ない。悔しいですね。格闘技より、悔しいです」と話した。
杉本や安達、T-岡田とはプライベートでも親交がある。杉本には「ラオウがもっとホームラン打たんと、まぐれやと思われるからね。今日も(本人に)言ったんですよ。今年、調子悪いでしょ。頑張れよと。てんぐになってるんちゃいますか。でも、ラオウと了さん(安達)、頑張ってほしいですね」と皇治流のエールを送った。