日本ハム・新庄Bボス、今永に脱帽「手も足もヒットも出ません」 涙の清宮思いやり「次につながる」
「日本ハム0-2DeNA」(7日、札幌ドーム)
日本ハムがDeNA先発の今永にノーヒットノーランを喫し、今季2度目の5連敗となった。新庄ビッグボスは「加藤君が(完封した4月19日の楽天戦以来)勝てていないから、逆でいってみようかなと思って。守備(重視)から“点を取ってみよう打線”に替えてみた」と、加藤援護のための攻撃型新オーダーで臨んだが、不発に終わった。
試合後、新庄ビッグボスは開口一番「手も足もヒットも出ません」と、脱帽。「おめでとうですね。いやあ、テンポもいいし、コースにビタビタ、タイミングも狂わせてね、良い投手ですよ」と、祝福した。「絞るしかないよね、球種をね。まあでも絞らせないからノーヒットノーランでしょう」と、話した。
試合後のベンチでは、清宮がぼう然と座り尽くし、涙をぬぐう姿があった。「あ、そう?本当に、悔しかったんでしょうね。打てそうで打てなかったから余計悔しかったんじゃないかな。でもそれだけの悔しい気持ちがあるなら次につながると思うし、それも成長の1つだしね」と、奮起に期待を込めた。
球団としてノーヒットノーランを達成されるのは、1985年に郭泰源(西武)以来、37年ぶりだった。