「イースタン、巨人３－４ロッテ」（８日、ジャイアンツ球場）

　「右膝内側側副靱帯（じんたい）損傷」で戦線離脱中の巨人・坂本勇人内野手が「２番・遊撃」でスタメン出場し、３打数２安打１四球。３度の守備機会も難なくこなし「よかったです。大丈夫でした」と、１軍復帰への準備が整ったことを明かした。

　初回１死で迎えた１打席目は相手先発・鈴木昭汰の１４４キロ直球を捉えて、右中間の二塁打とした。２打席目は四球を選び、３打席目では左前打を放った。その後、北村の中越え二塁打で一塁から激走し、本塁に生還した。「結果として２本出てよかったです」と坂本。守備に就いての連戦となったが「多少の（体の）張りはもちろんありますけど、全然大丈夫です」と強調した。

　守備でも五回２死満塁で左前の飛球をダッシュで追って捕球し、順調な回復具合を見せた。

　坂本は４月３０日の阪神戦（東京ド）で右膝を負傷し、翌日の５月１日に出場選手登録を抹消されていた。