巨人屈辱 打者27人で1安打完封負け 痛恨の3連敗 完全試合阻止がやっと

6回裏を終え、渋い表情の原監督
先発し力投する与座(撮影・西岡正)
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 「西武3-0巨人」(8日、ベルーナドーム)

 巨人が打者27人、今季2度目の1安打完封負け。痛恨の3連敗で、交流戦は6勝8敗となった。

 打線が相手先発のサブマリン・与座の緩急を使った投球に苦しめられた。六回まで一人の走者も出せずに“パーフェクト”に抑え込まれた。

 七回に先頭の吉川が中前打で出塁したが、続く増田陸は中飛、丸が二ゴロ併殺打に倒れてしまった。結局、与座に7回を1安打無得点に封じ込められた。八回は平良、九回は増田の前に反撃できず、出塁は安打の吉川だけ。打者27人、二塁を踏むこともできなかった。

 先発のシューメーカーは6回を4安打3失点で降板。三回までは6三振を奪い無失点と力投。だが0-0四回につかまった。1死一、二塁のピンチを招くとオグレディに左前適時打を浴びて先制点を献上。続く外崎にスクイズを決められて2失点目。さらに2死一、三塁からダブルスチールを決められて1失点を喫した。力投したが打線の援護に恵まれなかった。

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