交流戦V王手のヤクルトが先制許す 初回にスアレスが野村勇に2ラン献上

 「ソフトバンク-ヤクルト」(11日、ペイペイドーム)

 勝てば交流戦優勝が決まるヤクルトが、初回に先制を許した。

 来日初勝利を目指す新外国人・スアレスが先発マウンドに上がったが、先頭の周東に左前打を浴びると、続く2番・野村勇にバックスクリーンまで運ばれる先制2ランを許した。わずか7球で失った大きな2失点。その後は三者凡退に打ち取ったが、痛い先取点が相手に入った。

 スアレスは来日3度目の先発マウンド。過去2試合でもいずれも立ち上がりに失点しており、この日は直前に1死満塁の好機を生かせなかった直後の失点劇となった。

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