巨人・原監督「先発ピッチャーの責任は重い」二回に9失点 先発・山崎伊が炎上

 9回、岡本和(右)が三振。厳しい表情を見せる原監督(撮影・佐藤厚)
 2回、降板した山崎伊。後方右は原監督
 2回、辰己に先制本塁打を打たれ、悔しがる山崎伊(撮影・佐藤厚)
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 「楽天9-2巨人」(12日、楽天生命パーク宮城)

 巨人が二回に9失点し、大敗を喫した。交流戦は8勝10敗で負け越しが決定。首位・ヤクルトが勝利したため、ゲーム差は今季最大の7に広がった。

 先発・山崎伊が1回2/3で5失点と炎上。試合後、原辰徳監督は「先発ピッチャーの責任というのはね、重いものでね。まあ…いい経験にしてもらわないといけませんね」と話した。

 継投した鍵谷も流れを止められず、この回今季ワーストの9失点。「いやあ、そりゃもう、なかなか抑えることはできないよね」と険しい表情。「あんなイニングにリリーバーは投げると、思ってもいない状況だしね。先発ピッチャーが、やっぱりその部分は重いよね」と、先発投手の「責任」について重ねて言及した。

 これで交流戦は負け越しが決定。「うーん、今日はなんて言うか、甲子園の決勝戦のようなつもりで戦っていこうということでスタートしたんですけど」と指揮官。「残念ながらという結果になってしまったんですけどね。まあ、まだ途中ですから。少し調整、矯正してまあ、またペナントレースに戦っていきます」と先を見据えた。

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