DeNA・三浦監督 八回好機に併殺打の4番に「牧が打てなかったらしょうがない」

 8回、投ゴロ併殺に倒れた牧(撮影・開出牧)
 8回、牧を投ゴロ併殺に打ち取り佐藤都(左)とタッチを交わす西野(撮影・開出牧)
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 「ロッテ5-4DeNA」(12日、ZOZOマリンスタジアム)

 DeNAは阪神に抜かれ、一日でリーグ戦5位に逆戻りした。交流戦は9勝9敗の勝率5割で終えた。三浦大輔監督は「交流戦だけ見れば5割。シーズンの借金は減らすことはできなかったですけど、増えることもなく。うん、まー除々によくはなってきていますし、けが人も交流戦で少しずつ戻って来ていますから。4日間、有効に使って甲子園に行きたいと思います」と、17日からの阪神3連戦でのリーグ戦再開を見据えた。

 試合は2-2の六回。先発の石田が1死三塁のピンチを作ると、三浦監督は三上を投入。だが右腕はエチェバリアと荻野貴に適時打を浴び、リードを広げられた。伊勢やエスコバーといった勝ちパターンの投手の投入も考えられたが、指揮官は「三上で一気に流れを止められる投手と思っています。あそこは三上の勢いでというところでしたけど。監督の選択でね、あそこは三上に託しましたから」と決して責めることはなかった。

 また2点ビハインドの八回の攻撃。1死満塁で牧が3ボールから打ったが、投ゴロ併殺打になった場面については「勝負にいった結果ですから。打てる時もあれば、抑えられる時もある。牧が打てなかったらしょうがないです」とここまで出場試合は全て4番を打つ、2年目の男への信頼は変わらない。

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