西武・山川 6年連続20号達成 両リーグ最速「うれしい」
「西武11-0広島」(12日、ベルーナドーム)
6年連続となる節目の20本塁打に、西武・山川が両リーグ一番乗りで到達した。2-0の三回無死一塁で高めの直球を完璧に捉えて左翼席へ。「(最速は)うれしい。打った瞬間、いったかなと思った。いいポイントで打てた」と自画自賛した。
右太もも裏の故障で3月末から14戦続けて欠場したが、ほかの49試合は全て出場してアーチを量産。11日に規定打席に達して打率、打点もリーグ上位に名を連ねるが「本塁打と打点は減らないのでそこに特化していきたい。打率は僕の場合おまけ」。
チームは今季初の1試合4本塁打で最多の11得点。交流戦を勝率5割で終え、リーグ3位に浮上した。「ちょっと休んで、もう一回(体の)切れを出してやりたいな」。上位進出へ、主砲の奮闘が欠かせない。