交流戦MVPのヤクルト・村上「すごく光栄」、燃えたシーンは「田口の20球」

 交流戦MVPを獲得し、ガッツポーズの村上(撮影・高石航平)
 会見で笑顔を見せる村上(撮影・高石航平)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手が15日、神宮球場内で日本生命セ・パ交流戦で最優秀選手を獲得したことを受け、記者会見を行った。

 村上は交流戦全18試合に4番として出場し、打率・351、6本塁打、13打点を記録。全カードで勝ち越す「完全優勝」に大きく貢献した。

 まず「すごく光栄に思います」とし、「こうやってMVPをとることもそうなんですけれど、交流戦で優勝することができて、すごくよかったなと思います」と喜びの言葉を語った。

 交流戦では、5月24日の日本ハム戦でサヨナラ2ランを放ち、6月10日のソフトバンク戦ではエース・千賀からアーチ。11日の同戦では逆転グランドスラムを放つなど、印象深い本塁打を放ってきたが、印象に残ったシーンで振り返ったのは「田口の20球」だった。

 「やっぱり初戦のノーアウト満塁から田口さんのゼロに抑えたシーンは、守っていてすごく気迫があふれていて、それを感じとれた。すごくあの場面は今後忘れることない心境というか、燃え上がりました」と話した。

 チームはこの日から練習を本格的に開始。17日の広島戦(神宮)から、連覇に向けて、再び戦いは始まる。

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